猫の体


                                           

猫の体には、不思議がいっぱい


猫の体には、不思議がいっぱい。


猫って、少々高いところから落ちても、
うまく身を立て直して着地。猫の体は不思議だ。
そんな能力のもとには、元来ハンターとして
獲物をとっていた運動能力の高さがあるようだ。
にゃん子先生も、冷蔵庫の上から
数センチ四方しかないスペースに一度着地して、
さらに床へとその身軽さを存分に見せてくれる時がある。
普段はほとんどぐうたら寝てるのにね。
猫の体は、やっぱり不思議
だ。


動体視力にすぐれた「目」。


暗闇で光る目。猫の目は、明るいときは瞳孔がしぼられて細い線になり暗いと真ん丸に開き、光の量を調節します。だから暗いところでも良く見える。でも 視力自体は人の10分の1程度と、言ってみれば近視です。ただ動体視力は抜群で、聴覚もプラスして敏感に反応。これがハンターの行動を支えています。


超音波もキャッチする「耳」。


人の2万ヘルツに対して、10万ヘルツの音までキャッチ。しかも他の動物が耳にしか持っていない細胞を目にも持ち、耳と目で音をとらえるのが特徴です。 だから音源の位置を聞き分け、音までの距離を正確に計ります。また平衡感覚をつかさどる三半器官がすぐれ、このことで高いところから落ちても身を立て直すことができるのです。


長くて筋肉質な「舌」。


食器に残った食べ物をきれいになめますよね。これは乳頭といって舌の表面にざらざらとした突起があるからです。水を飲むときもここに水滴をためて口に運びます。またよく自分の身体をなめてグルーミングしている時には、この乳頭がクシの役割にも。本来は獲物の骨から肉をはがすためのものと考えられています。


テリトリーも確認する「鼻」。


食べ物を見つけると、まずクンクンと鼻でにおいをかぎますよね。このにおいをキャッチする細胞は人の2倍。あごの奥にはヤコブソン器官というかぎわけ器官も持っています。また温度を関知する機能も備え、実際にモノ食べるかどうかを決めるのはこの嗅覚です。


弾力性のある「肉球」。


足の裏にある肉球って、触っていると気持ちいいですよね。この柔らかさが役に立つわけです。ジャンプの時のクッション、音を立てずに歩ける消音の効果、また急に止まったりするときの滑り止めにもなります。表面がすり減れば、新しい細胞が生まれてくるスグレモノです。



暗闇での動きを助ける「ヒゲ」。


よ〜く見ると、口の左右、あご、ほほ、目の上の4カ所にヒゲはあります。この先端を結んでできる楕円の大きさが、自分でくぐり抜けられる範囲です。暗いところでも素早く動けるのは、このヒゲのおかげ。また根元にある神経で、物のまわりの空気の動きをキャッチして、障害物を避けたり、臭いの方向を判断します。まさにアンテナですね。


実は生活に大切な「しっぽ」。


猫のしっぽは、気分や意思表示のサインでもありますが。実は、高いところから飛び降りるときに、方向を定めるかじの役目や、塀の上を歩く時にはバランスをとったりと、普段の生活の中でなかなかに重要な役目を持っています。もちろん感情表現も豊かで、激しく動かしているときは主にイライラしていることが多いようです。


跳躍が大得意な「足」。


猫のジャンプ力は、身長のほぼ5倍。人なら8〜9mもジャンプしている計算です。すごい!ですね。前足は、上下・左右・前後、自在にうごかすことができます。後足は左右には動きませんが、狙いを定め、骨と筋肉で跳躍します。


弓のようなしなやかな「背骨」。


猫って、びっくりするほど小さく丸まったり、逆に背伸びしてみたり、その柔らかい身体には驚きます。これは細かい骨が連なったしなやかな背骨のおかげです。身体の中心である背骨は、肩から上腕骨、腰椎から大腿骨、そしてしっぽにまで連なり、細かな動きを可能にしています。



      
 



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